ノーマルエンディング。

生物部が解体しなかった世界線。


花蘭 「わ、私を倒した所で・・・・私を倒した所で何も変わ
らない。 いつの時代でも、人は己の存在を証明する為に
争いをくり返すのだ!」
真由美 「違う! 戦う事がたとえ本能だとしても、人間
はいつか、本能を越える事ができるはずだわ」
真由美 「きっとメタ女に平和は来る! 私達がきっと作
ってみせるわ!」
花蘭 「た、戦いで手に入れた平和など幻想だ! お前達
はこの戦いで、平和ではなく新たな戦いの火種を作ったに
しか・・・・うっ・・すぎな・・・・い」
花蘭 「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
真由美 「終わった・・・・」
GAME CLEAR

生物部は暫定部活動執行会を立て

即座に領地の3分の2を生徒会と戦勝部である天文部に自ら寄進する。

その対応が効を奏したのか部解体だけは逃れ

以後99年間の必要最小限以外の武器非所持という

比較的軽い処分ですむ事となった。



かくして、よしみのクーデター事件から始まり

メタ女全校を巻き込んだ『建都1200年の乱』は、

生物部の敗北という形で、その幕を降ろす事となった。



しかし、かなしいかな。

戦場に散ったおびただしい血を現実の物と感じても尚

これで戦いの歴史自体に幕が降りたのだとは

ほとんど誰も確信していないに違いない。



花蘭は言った。

「人と人とは分かり合う事ができない」、と。

確かに残念ながら、今までの歴史を紐解いただけでは

『そうではない!』と言い切る事はできない。



はたして人は、より良きとされる方向へと

進化を遂げる事ができるのであろうか?

他人の痛みを真に分かちあえる日はくるのだろうか?

たとえ、争うことが本能だとしても、

それを乗り越えられるまでに成長できるのだろうか?



今、答えを出す事は誰にもできない。

だが、決して悲観的になってはいけない!

人にはまだ、『努力』するという道が残されている。

そう!

メタ女のこれからの歴史は、私達がつむいでいくのだ!

真由美はその言葉を強く噛みしめながら、

部長の椅子へと腰を掛けるのであった。

  運命だとか言って、あきらめる事はいけないと思うのです
      私達は自分の生き方を、あなたを思う暖かい気持ちと
             自分自身の力とで切り開いていけるのですから。
          イワドリッヒ=ヨレヨレ パペッティア人への手紙
                          〜最後のページより

リサリサ
事件後、ブラジルに帰ろうとするが、ことえりにとめらて一緒にトラ
ック野郎同好会を手伝わされている。 嫌ヤ嫌ヤと言いながらどうや
ら最近はトラックの魅力に気付きはまっているらしい。

ことえり
事件後天文部を引退する。 今はトラックに夢中らしくトラック野郎
同好会を作りデコトラ作りにはげんでいる。
バーチャファイター3にも燃えているとか・・・・。

卓美
再び外務長官となり旧天文部の勢力を結集すべく、バリバリと日夜駆
け回っている。 そのストレスのせいか、最近ハゲてきているらしい
(特に生えぎわ)。 ヘアチェックに電話するか考え中のところだ。

まりえ
事件が終わった後、恋人ができたとかで天文部を引退。 相手はビル
持ちのバブリー野郎らしい。 仲はよろしいようで、鴨川で一緒にビ
ールを傾ける所をよく見掛ける。

乃理子
真由美部長代行から、西支部支部長を命じられる。 辞令を受け取っ
た時、真由美に文句を言うどころか真面目に職務を遂行する事を宣言
したという。 人間は変わろうと思えば変わるものである。

由比
真由美の専属秘書として本部部室に残る。 が、ミスが多いせいか第
二秘書になめられ、正秘書の座をめぐって今は必至状態である。
余談だが、単位が足りなくて来年は進級できそうにもない。

真由美
『建都1200年の乱』が解決後、部長代行として天文部本部部室の
本格的な再建を指揮する。
来春に行われる部長選出選挙では最有力候補である。

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メタ女ではエンディングにアルファベットが振られているので

ツァイでのエンディング網羅に比べたらすごく楽だな・・・