乃理子 「！！ 花蘭様ぁ！」
真由美 「乃理子、今でも遅くはないわ･･私達の所に戻っ
てきて」
乃理子 「何を言ってやがる！ この後におよんでどの面
下げて戻って来れると言うんだ！」
乃理子 「真由美！ 次合う時は、地獄だ！」
真由美 「の、乃理子！」
ＧＡＭＥ ＣＬＥＡＲ
生物部は暫定部活動執行会を立て
即座に領地の３分の２を生徒会と戦勝部である天文部に自ら寄進する。
この対応が効を奏したのか、翌月に行われた生徒総会におき
予想されていた生物部の解体は行われず
同好会への格下げと、以後９９年間の必要最小限以外の武器非所持という
比較的軽い処分ですむ事となった。
かくして、よしみのクーデター事件から始まり
メタ女全校を巻き込んだ『建都１２００年の乱』は、
事実上生物部の完全敗北という形で、その幕を降ろす事となった。
しかし、かなしいかな。
戦場に散ったおびただしい血を現実の物と感じても尚
これで戦いの歴史自体に幕が降りたのだとは
ほとんど誰も確信していないに違いない。
花蘭は言った。
「人と人とは分かり合う事ができない」、と。
花蘭の考えは間違っていると、真由美は強く信じていた。
だが、客観的になろうとすればするほど
彼女は花蘭の言葉を否定することができなくなっていた。
結局、乃理子も私達を裏切ってしまった。
そして、その理由は私にもあったに違いない。
人生に、もしもはない。
しかし、もしも！ もっと彼女に優しく接していたら
このような悲劇は起こらなかったかもしれない。
真由美はやるせない気持ちを、胸の奥にたたみ込み
椅子へと腰を掛けるのであった。
私達は、もしかしたら
とても悲しい生き物じゃないかなんて
そう思ってしまうんです。
イワドリッヒ＝ヨレヨレ パペッティア人への手紙より
リサリサ
事件後、ブラジルに帰ろうとするが、ことえりにとめらて一緒にトラ
ック野郎同好会を手伝わされている。 嫌ヤ嫌ヤと言いながらどうや
ら最近はトラックの魅力に気付きはまっているらしい。
ことえり
事件後天文部を引退する。 今はトラックに夢中らしくトラック野郎
同好会を作りデコトラ作りにはげんでいる。
ＦＦZにも燃えているとか････。
卓美
真由美の後をつぎ、部長代行として天文部再建を果たす。
来春に行われる部長選挙に出馬するか否か迷っている。
乃理子
真由美達を裏切り、生物部員として殺された。
まりえ
事件が終わった後、恋人ができたとかで天文部を引退。 相手はナイ
ショという事で誰も知らないが、寺町筋で腕を組みながら歩いている
姿を新聞部にフォーカスされる。 なかなかの美形だそうである。
由比
生物部部室決戦において重傷を負い、入院する。
退院後、真由美と共に旅に出る。
真由美
『建都１２００年の乱』が解決後、このまま部長代行として天文部再
建を目指すかと思われたが、彼女は天文部を引退。 由比の看病をし
たのちに自分の生き方を探す再出発の為の旅に出る。
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乃理子には悪いけれど、重傷を負って真由美に付きっきりで看病される
⇒二人で自分探しの旅に出るって、由比的には最高のエンドなのでは・・・