この際だから~ | 言っても~ |
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かほり 「別に先輩だからって偉ぶるつもりはないけど、 もう少し言い方ってものがあるんじゃない?」 クリス 「うち、何ぞ気に触る事言いました?」 かほり 「それがいけないって言ってるの!!」 かほり 「分かってやってるのか、天然ボケなのか知んな いけどさ、あんた本音で喋ってないでしょ!?」 かほり 「別にあたし達をからかってもいいけどさ、もう 少し自分の言葉で喋りなよ」 かほり 「ねえクリスちゃん。 もっと、自分の気持ちを 表現しないと友達いなくなっちゃうよ?」 柚葉 「ほぉー、かほりも言う時は言うやんか」 クリス 「・・かほり先輩」 かほり 「ん、何?」 クリス 「先輩の言葉、心に留めておきます」 かほり 「うん!」 |
かほり 「もういいや。 やめとくー」 柚葉 「なんやねんそれ!?」 かほり 「クリスってさー、何言っても聴かないんだもん 。 言ってもしょうがないし」 クリス 「そんな事あらしまへん。 ちゃんと聞いてます え」 かほり 「聞き流してるって言ってるの!」 クリス 「聞いてる事には違いありまへんやろ?」 かほり 「その上、屁理屈言うしー」 クリス 「先輩は、屁理屈すら考えられへんでしょ?」 かほり 「イヤミ言うしー」 クリス 「うち、何ぞ気に触る事言いました?」 かほり 「加えて、白々しいしー」 柚葉 「おいおい、いつの間にか愚痴になってんで」 |
「当然戦うべきだ!」 | 「ここは引くべきだ」 |
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百合香 「隊長、あんな戯れ言を聞くことはありません」 柚葉 「そうや! うちらに負けそうになって、こないな 山奥にまで逃げておきながら『勝つつもり』やて? 冗談 もほどほどにしときや!」 百合香 「戦うべきです、隊長!」 バーバラ 「そうだな」 バーバラ 「良く聞け! 残念だがお前の申し入れを受け るわけにはいかない」 バーバラ 「世の中には秩序というものがあり、物事には けじめというものがある」 バーバラ 「この世は理屈だけで動いてはいないのだ!」 待機部隊々長 「今のメタ女のどこに、秩序などがあると いうのだ?」 待機部隊々長 「残念だが、仕方有るまい。 戦うしかな いようだな!」 勝利条件 敵の全滅 敗北条件 百合香、かほり、由希子、柚葉、クリス、い ずれかの死亡 |
百合香 「隊長、奴の言う事にも一理あります」 由希子 「そうやね、互いの戦力を考えると圧倒的な勝利 は望めないわね」 百合香 「いたずらに犠牲を出すべきではありません」 百合香 「ここは引きましょう」 バーバラ 「・・残念だな」 百合香 「え・・?」 バーバラ 「お前達はもっと骨のある奴等だと思っていた んだが、私の見込み違いだったようだ」 柚葉 「隊長、何言うてまんねんな! うちはやる気十分 でっせ!」 待機部隊々長 「内輪もめか? 天文部のレベルもまった く知れたもの・・」 バーバラ 「戦う気の無い奴は帰れ! 私はたとえ一人で も戦う!!」 柚葉 「うちはやるでー!!」 かほり 「百合香どうすんの?」 どうする、百合香? 決断の時だ!! 戦いに加わる 引き上げる |
何も意見を言わない |
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バーバラ 「確かに、ここで戦って兵力を減らすのは得策 ではないかもしれん」 バーバラ 「だが、良く聞け!! 残念だがお前の申し入 れを受けるわけにはいかない」 バーバラ 「世の中には秩序というものがあり、物事には けじめというものがある」 バーバラ 「この世は理屈だけで動いてはいないのだ!」 待機部隊々長 「笑わせてくれるな? 今のメタ女のどこ に秩序なんて物が存在しているというのだ?」 待機部隊々長 「残念だが、仕方有るまいな。 戦うしか ないようだ!」 勝利条件 敵の全滅 敗北条件 百合香、かほり、由希子、柚葉、クリス、い ずれかの死亡 |
戦いに加わる | 引き上げる |
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百合香 「分かりました。 隊長、私達も戦います!」 柚葉 「さすがリーダーや! そう来んとな!!」 バーバラ 「無理するなよ。 やる気の無いまま戦っても 死ぬだけだ」 百合香 「大丈夫です。 やります!」 バーバラ 「そうか。 よし!」 バーバラ 「聞いたか! そういう事だ覚悟を決めろ!」 待機部隊々長 「交渉決裂か、仕方有るまい・・」 待機部隊々長 「あの世で後悔するがいい!」 勝利条件 敵の全滅 敗北条件 百合香、かほり、由希子、柚葉、クリス、い ずれかの死亡 |
百合香 「バーバラ隊長。 申し訳ありませんが、我々は 引き上げさせて頂きます」 柚葉 「おいおいおい、本気かいな百合香! 敵が目の前 におんねやで!?」 百合香 「敵に戦う意志は無い!」 百合香 「隊長。 卓美副部長から受けた任務は、抜け道 がどこにつながっているかを調べる事です。 その他には 指示を受けておりません」 バーバラ 「好きにしろ。 止めはしない」 百合香 「バーバラ隊長。 これは明らかに無意味な戦い ですもう一度、考え直してはもらえませんか?」 バーバラ 「うるさいぞ! 戦う意志の無い奴は、さっさ と失せろ!!」 百合香 「・・・・分かりました、では・・」 百合香 「柚葉、あなたはどうするの?」 柚葉 「え! う、うーん・・・・」 柚葉 「・・・・しゃあない、百合香に従うわ」 百合香 「では、バーバラ隊長。 お気を付けて」 待機部隊々長 「どうした、仲間割れか?」 バーバラ 「お前には関係のない事だ。 さあ行くぞ!」 待機部隊々長 「その人数で、どうするつもりだ」 待機部隊々長 「まあいい。 楽に勝つに越した事はない しな」 クリス 「ほんまに、見捨ててよかったんですか?」 百合香 「見捨てるだなんて、そんな事してないよ!!」 百合香 「私達は天文部の部員じゃないのよ。 天文部の 為に、命の危険を冒す必要はない」 柚葉 「そらそうやけどな、バーバラ隊長を放っていくん はちょっとひどかったんとちゃうか~?」 百合香 「でも、柚葉もバーバラ隊長より、こっちを選ん だでしょ?」 柚葉 「そら、せやけどな・・」 百合香 「あの人と私達では、価値観が違うのよ。 気に することはない」 百合香達の帰還後、3時間ほどしてバーバラがただ一人帰 って来た。 部下は全滅、敵は取り逃がしたとの事。 百合香達の判断は正しかったとして、何も問題にはならず バーバラは無謀な戦闘をしかけたということで、一週間の 謹慎処分を受ける事となった・・・・。 |